プロジェクト予算は余裕をもって

ＩＴプロジェクトの予算超過は頻繁に発生する。
大規模なシステム開発だと、約４割のプロジェクトで予算超過が発生している。
想定外の技術的問題や設計起因の手戻り、見積の甘さなどが原因である。
経営側は、総予算の30%を予備予算として確保するべきである。
予算超過時の対応としては、期間延長と追加予算投入で当初計画どおりのシステムを開発するか、一部の機能を後開発としてコアな機能だけ先に開発リリースするかである。
どちらにしても、コストオーバー時の戦略は当初から考えていた方が良い。