依頼元の会社や依頼先のベンダーなどと交渉する場合、締結した契約をたてに主張ばかりすると交渉はうまく行かない。一時的に有利な条件を引き出せても長期的には損する事になる場合が多い。
かつては、ユーザ(依頼)企業とベンダー企業ではユーザ企業の方が立場が強かったが、IT要員不足の今では優秀な技術者を擁しているベンダー企業の方が立場が強い。
特に日本の大企業は、ベンダー丸投げ体質なので尚更である。
但し、不景気になれば立場が逆転する場合もありえる。
交渉は基本的には信頼関係を深める方向でWin-Winになるように、商売的には三方良しを心がけるようにしたい。
しかし、どうしても相手の条件が飲めない場合には、丁重にお断りすることも辞さない覚悟も必用である。
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